それは平成の世の最後を飾る大物。
嗚呼、それは本当におとといのことだったのか?
AK 柴が手にした堂々たる60cmのカスミアジ…その真実に迫る!
この伝説、実は日和って釣れた。
定番の漁港奥スロープで散々ミノーを引くも何の反応も無く、日没後暗くなるまでは釣れないから…
「ヘチのニバイ釣ろっかなぁ?」
おおっ、AK柴がグラブを付けてヘチに立った!いったいそれは何年振りのことにになるのか?いや、初めてか? (知らんが…)
「タコ~!タコ~!」
10~20分もたった頃、ヘチを攻めて堤防の先まで行っていた海坊主を呼ぶAK柴の絶叫が!
「タコ?」
また余計なモノ引っ掛けたか?と、それでもタッタと速足で駆け付けた海坊主の目に衝撃の光景が!
「そっか、タモ(手網)か…」
水面にギラッと煌めいた巨大な魚影を確認した海坊主は、さらに約100m先の車まで、今度は本格ダッシュだ!!
「ぜぃぜぃ…ひぃひぃ…」
「いやぁ~グラブを底から上げた途端にグググンッて来て、いきなり30m以上持ってかれましたよぉ~」と、どや顔のAK柴。海坊主はグッタリ死にかけ…。
フットボールジグヘッド1/4ozにゲリヤマグラブグリーン黒ラメ。下顎外側の皮をふた針縫うようにフックが刺さっていた…。
伝説達成は紙一重…いや、皮一枚だったのだ!
海坊主