〈 徳之島拾遺 1 〉
徳之島の最後を飾ったAK柴の大漁は11日(水)夜明け前の山漁港でのことだった。
その前の9日(月)と10日(火)が実は大きな空白の2日間だったのである。
((φ( ̄ー ̄ )
その全てはコイツのせいだった。
舞台は花徳の我が家から車で2~3分の花時名漁港。
海坊主がオカズのニバイ調達に足繁く出漁していて、この空白の2日間にも23cmを筆頭に20cmを4匹、ノンキーだが18cmと16cm、合計で7匹の漁獲を揚げていた。
その帰りに出会ったさっきの兄さん。
型は小さいがアオリイカの群れが漁港に入っていると!
海坊主からそれを聞いたAK柴は、本来NGの日盛り時にもかかわらず、「行きましょっ!」
よりによってこの2日間は午後に陽が差し、タオル被ったAK柴は明らかに怪しい親爺にしか見えない。
「おいコラ!何してんだ?」「いや、別に怪しい者では…」(海坊主アテレコ)
実際は、「私もイカ釣るんですよ」って話しかけられたらしいが。
( ̄∇ ̄*)ゞ
でも釣れず、大枚はたいて定価で買ったフラッシュブーストを海底の岩に引っ掛けて敗退。
初の夜のエギングも何も無し… 。
(@ ̄□ ̄@;)!!
そう、こんな空白の2日間を経て、AK柴は最後のご利益フィーバーを迎えることになったのである。
今となってはほろ苦い青春の1ページ、美しい思い出のひとコマではあることであるなぁ。
o(*⌒―⌒*)o
海坊主