これまた半世紀前の本だなぁ。
開高健が50年近く前に日本版PLAYBOY誌に連載したブラジル・フィッシングの旅。
海坊主はPLAYBOYは読んでなかったし、連載終了後に出たハードカバー本は3000円近くして手が出なかった。
この文庫本になってから読んだんで、ざっと40年ぶりの再読かなぁ。
当時では珍しいブラジル、アマゾンの写真がいっぱいで、ドラドとかピラルクーなど怪魚の姿を初めて見て度肝を抜かれた。
開高健恒例の扉の言葉は、これまた海坊主は良く引用していたが、ここで読んだものだとは忘れていた。
「一時間、幸わせになりたかったら酒を飲みなさい。
三日間、幸わせになりたかったら結婚しなさい。
八日間、幸わせになりたかったら豚を殺して食べなさい。
永遠に、幸わせになりたかったら釣りを覚えなさい。」
中国の古い諺だとか。( *諸説あります )
相変わらずの開高節絶好調!アマゾンの怪魚満載で楽しい事この上無しだ。
海坊主